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感情に蓋

自分で自分を縛りつけている
自分で蓋をして
それでいいのだと
違う方向へ目を向ける
とりあえずはそれで踏ん張れる
だけど本当は
悲しくて
本当は
辛いのかもしれない
私には
悲しいという感情が
抜け落ちている
自分でも気が付かないうちに
どこかに置いてきてしまった
追いやってしまった
うちの猫さんが亡くなってしまった時は悲しい
犬さんが亡くなってしまった時も悲しい
それ以外で悲しいとか辛いとか寂しいとか
そうゆう類の感情が
見つけられない
いつだったか
あの頃は辛かったんだと思う
気持ち的に大変だった
そんな時
たまたま時間が余っていて
たまたま見つけたマッサージさやんに入った
担当してくれたのは
中国人の雲さん、女性だった
雲さんはマッサージしながらいろんな話をしてくれた
自分の息子のこと
その、お嫁さんのこと
暮らしていた中国の地方のこと
とても穏やかで優しかった
母親かと思うほどに
ああゆうのを慈愛とゆうのかもしれない
心が何だか落ち着いていった
本来、中国の人にはそんな優しさがあるんだと思う
私たちとは全く異なった環境で育って
違う国に来て、大変なことも多かっただろうと思う
だからこその優しさが
私を癒してくれた
そんな雲さんが最後に私に言ってくれた言葉が
「あなたとっても淋しそうだったよ。」だった
雲さんがもし、日本人だったら
まずそんなことは言ってはくれなかっただろう
おかげで私は気づくことができたんだ
自分は淋しかったのかと
多分私の癖なんだろう
気持ちに蓋をしてしまう
そうやって耐えてきたんだろう
きっと
そうゆうときにどうしたらいいのか
せめて
口にすることができたなら
もう少し
誰かを頼ることができたなら
私は変われるのかもしれない
誰かと一緒にいることができるのかもしれない
いつか
そんな日がやってくるのかな
それとも
。。。。。