友達⑵

久しぶりに友達と会った
彼女は大切な友達だ
20年以上離れたところに暮らし
彼女はそこで結婚し子供を産み育てた
結婚せず子供もいない私とは全く違う暮らしを送ってきたはず
そんな彼女が昨年帰ってきた
20年以上離れていても時々連絡をくれ
私を忘れずにいてくれた大切な友達
小学校3年生で同じクラスになって
時々喧嘩したり離れたりした時もあった
だけどいつも彼女は私を忘れず連絡をくれた
私も忘れてはいないし
元気にしてるかな、どうしてるかな
と思いはしていた
思っているだけだ。。。

思っているだけだが
私にとっては一番の友達であり
唯一、自信を持って友達といえる存在だ
それはずっと変わらない

そんな彼女と話していると
こんな友達がいてくれる私は幸せだなと
本当にそう思う
私は昔からこうだったんだ
昔からそんなふうに言ってたんだ
私はもともとこんな人だったんだな
なんてことをたくさん教えてくれる
そんな人が他にどれだけいるだろうか
ずっと私を私の中身を見ていてくれた
離れていてもずっと一緒にいてくれた
私のどんなところが好きかを熱弁してくれる
そんな彼女に私は何をしてあげられただろう
これからの時間
一緒にいろんなことをして
いろんなことを話して
彼女のためにできることをさせてもらいたい

一生の友達ってそうそう出会えるものではないんじゃないかな

そんな友達に恵まれた私は本当に幸せ者だ

友達は100人できなくていい
友達たくさんいなくていい
友達がいないことを嘆く必要はない
きっと誰にでも本当の友達はいる
いないと思うのなら
まだ出会っていないだけなのかも
自分が気づいていないだけなのかも

ただ、
子供の頃の友達は何か特別だと思う
純粋にしがらみなく遊んでた子供の頃
そんな時を一緒に過ごせた友達は
やっぱり何か特別な存在
今の私の一部

私にもし子供がいたならば
教えてあげたい

友達は一人でいい

本当に大切な

本当の友達

そんな人に出会えたならば

ただそれだけで意味がある

生きてる意味

生まれてきた意味

赤い糸は

結婚相手だけではない

運命の人は異性だけとは限らない

そんなことを気づかせてくれた

私の大切なお友達へ

たくさんのありがとうを