
枠
私は大体はみ出している
いろんな枠から
多分生まれ持ったものなんだろうと思う
思い返してみると小さい頃からそうだった
何か周りの子たちと違った
なぜか俯瞰していることが多かったように思う
子供なのに
子供の頃から私は私だったんだ
冷静に大人を見ていた
今でもそう
冷静に人を見ている自分がいる
だから人とテンションが合うことはない
全然違うことをよく言われる
そうじゃないんだけど
それをわざわざ訂正するのもめんどくさい
訂正したところでちゃんと聞いてくれる人は珍しい
だから私は勘違いされていることが多い気がする
私は本当はそんな人ではないのだけれど
だけど
そうゆう人たちは大体いわゆる普通の人
枠内に収まっている人
そもそも合わないんだ
話していてもつまらない
ありきたりな誰もが言っている決まり文句のようなことばかり
普通の人たちはそれでうまくやっていて
そうするべきで
それが普通
だからそれを人にも求め押し付けできないと非難される
私はそれがつまらない
退屈でしょうがない
枠外の人が好き
人と違うことを言える人はおもしろい
見方が違う
違うから一緒にいて楽しい
違うから一緒にいて安心する
普通の人は普通にしていないと文句を言う
なぜあなたとあなたたちと同じにしなければならないのか
あなたたちが不安だったりするからといって
なぜ私まで普通にさせようとするのか
そんな人の方が実は自己中心的
同じような人といればいいのに
なぜ私をそこに当てはめさせようとするのか
私は人が私の枠に当てはまらなくても構わない
むしろその方がおもしろい
だけど
もともと普通の人が枠外に出るのは
もともと枠外にいることよりも
とても大変なことなのかもしれない
みんな小さい頃から
枠内に押し込まれてきているから
自分を出さないように
押し込まれてきているから
個性を出してはいけない世界に生きているから
だけど本当はみんな個性を持っていると思う
本当はもっと個性を出していいと思う
一人でいいと思う
おひとりさまの何がいけないの?